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鹿児島の「踏み字」元警部補、反省しながら無罪主張
11月22日11時27分配信 読売新聞
被告人12人全員の無罪が確定した2003年の鹿児島県議選を巡る公選法違反事件で、
取り調べ中に親族の名前を書いた紙を踏ませて自白を強要したとして、特別公務員暴行
陵虐罪に問われた福岡市西区、元鹿児島県警捜査2課警部補、浜田隆広被告(45)の
初公判が22日、福岡地裁(林秀文裁判長)で開かれた。
浜田被告は罪状認否で、「踏み字行為を1回させたことは事実で、反省している」と事実関係
は認めながら、「特別公務員暴行陵虐罪ではなく公務員職権乱用罪に当たり、すでに時効(3年)
が完成している」と述べ、無罪を主張した。
起訴状などによると、浜田被告は03年4月16日、県議選旧曽於(そお)郡区で有権者にビール
や焼酎を配った疑いがあるとして、同県志布志市志布志町のホテル経営川畑幸夫さん(62)を
志布志署で事情聴取。川畑さんが供述を拒んだため、A4判3枚の紙に「お前をこんな人間に育てた
覚えはない(父親の名)」「早く正直なじいちゃんになって(孫の名)」「娘をこんな男にやったつもりはない」
と親族からの説得に見立てた文章を書き、川畑さんの両足首をつかんで1回踏ませるなどして精神的
苦痛を与えた。