07/11/13 11:33:40 YW369kL0
例えば欧州の自己責任の文化について書いた本を学生時代に読んだことがある。
曰わく、向こうは自己責任論が大きく、ピサの斜塔にも登れるが柵はないらしい。
観光に行った著者は「危ないじゃないか」と訴えたが、
「なら登らなければいいだろう」と言われて唖然としたそうだ。
地下鉄にはホームで止まりきる前に降りたり乗ったりできたらしい。
著者はこの傾向のいい点ばかりに着目していたが、
自分は知的障害者や子供にもその自己責任を求めるのか疑問に思い指摘したところ、教師に誉められた。
ただし、その本にはそのことは書いておらず、教師も知らなかったので実情は知らない。
だが、こうした文化的背景が子供の自己決定権の認識に関係してはいないだろうか。