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修学旅行などの積立金８２５万円横領、中学教諭を懲戒免職
埼玉県教育局は１０日、生徒の修学旅行積立金などを横領したとして、
同県川越市立福原中の土屋裕之教諭（５０）を懲戒免職処分とした。
近く警察に刑事告発する。
発表によると、土屋教諭は同県朝霞市立朝霞第一中で音楽と２年生の会計を担当した２００７年度、
保護者から集めた副教材費、修学旅行、林間学校の積立金を一括管理する同校の口座から、
１８回にわたって計約８２５万円を着服した。
数年前から始めた商品先物取引で失敗し、消費者金融など十数社から計１３００万円の借金があり、返済に充てたという。
教材費を業者に払う際、支払額より多い金額を口座から引き出し、その差額を着服していた。
引き出す前に校長が決裁していたが気づかなかった。
県教育局は「会計担当者を複数置くなどして再発防止に努める」としている。
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