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★指なめさせ、下着姿強要のセクハラ教諭 大阪市に賠償命令
大阪市立の中学校に通っていた3人の女性らが、在学中に運動部の顧問だった男性教諭から下着姿に
させられるなどのセクハラや体罰を受けたとして、教諭と市に約500万円の損害賠償を求めた訴訟で、
大阪地裁(村岡寛裁判長)は20日、市に100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決によると、教諭は平成9~10年、鍵をかけた室内で3人を個別指導。
「プライドを捨てて先生についてこれるか」「心を裸にできていない」などと説教し、
自分の指や床をなめさせたり、下着姿にさせたりした。
こうした行為は生徒の間で「儀式」と呼ばれ、抱きしめられた女性もいた。
村岡裁判長は「指導から端を発したものとしても、性的羞恥(しゅうち)心を害する行為で
社会通念上およそ許されない」と違法行為を認定。
しかし、原告の損害賠償請求期限(3年)が過ぎているとして、市の教育環境配慮義務違反
のみを認めて慰謝料支払いを命じた。
大阪市教委の話「判決をよく読んだ上で対応を検討したい」
5月20日21時1分配信 産経新聞