08/05/14 20:44:52 UM0ryD+g
★ 文科省誘導による「親たたき」としての給食費未納問題 下
そして、まさに最近の報道がこの点(携帯料金は払っているのに給食費を払わない親、
義務教育だから給食費はタダにすべきだと主張する親)に集中して、右へならえの姿勢を
とっているところにとても気持ちの悪いものが感じられます。
これこそがまさに、文科省あるいは政府が誘導している親バッシングの根にある思想であるように
思えます。もちろん、バカな親もいるでしょうし、とんでもない主張をする親もいるでしょう。それは、
教師バッシングの時と同じで、バカな教師もいるでしょうし、買春する教師もいるでしょう。生徒と
一緒にいじめをやるガキ教師もいるでしょうし、教室運営の下手な「指導力不足」の教師もいるでしょう。
しかし、残りの大多数の教師は普通の教師で、ダメ教師と同じくらいあるいはそれよりも
はるかに多くの素晴らしい教師がいるという事実もあるはずです。
払える経済力があるにもかかわらず給食費を払わない親が、0.数%いることは事実でしょう。
しかし、それをもって「今の小中学生の親は、ダメ親である」という結論がまったく論理的でない
ことは小学生でもわかることです。
それにもかかわらず、新聞やテレビなどで大々的に「給食費を払わないトンデモ親」を報道することで、
世の親のすべてがダメであるかのような印象を与えようとする情報操作をしていることをとても強く感じます。
では、この情報操作の効果はなんなのでしょう。教育基本法改正の議論の時に、教師バッシングを
することで教師による基本法改正の声を抑え込む効果は確かにあったのではないかと思います。
今度の国会でも、子どもたちの学校が変わってしまうかもしれない教育関連の法律改正が数多く
予定されています。今、小中学校に通う子どもを持つ親にとっては人ごとではない心配があるはずです。
私には、何十年も前から続いている給食費未納問題を、いま急に社会問題化することによって、
この親たちの発言を封じこめようという意図が感じられてなりません。
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