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法医学事件ファイル 変死体・殺人捜査(日本文芸社 三澤章吾)
に出てる茨城の未解決事件なんだが、遺体の様子が似てないか?
女性は全裸のまま、S郡H町の国有林に遺棄されていた。
今でもはっきり覚えているのは、死体がとてもきれいだったことである。
血もきれいに拭き取られていて、全身を洗い清められているようであった。
(略)
胸と首に十五箇所ほどの鋭利な刃物による刺し傷がある。
うち、4箇所の刺し傷は心臓に達していて死因はそれによる失血死だ。
凶器は現場に残されていなかったが、推定するところ、幅一~1.5センチ、
長さ10センチ以上の鋭利なノミ、あるいはヘラのようなもの。
(略)
平成5年1月の13日午後4時ごろ、S郡H町の国有林内にある林道脇の
傾斜地で、筑波山に遊びにきていた会社員が車で通りかかったところ、
仰向けの状態で倒れている全裸の女性を発見した。
現場はH町からA峠を通って、S村に通じる町道から山道を西へ約40m
程行った切り通し状の右斜面。現場はI警察署の駐在所からは、
南西方向に約3キロメートル、表筑波スカイラインのA峠から
北へ約1.2キロメートル下った山の中腹であった。
(略)
死体の現場の状況から、争った跡もないし、失血死なのに一滴の
血痕も見つかっていないので,被害者の女性はどこか別の場所で
殺害され、山道の林に運ばれて遺棄されたと断定した。
(略)
傷口には繊維やゴミなどの付着物がまったくない。