07/06/27 21:08:01 9dzfMECg
なお
・歌詞に促音、撥音、拗音、長母音が多いのは、
女子高生言葉のくだけた感じを出すためと、歌詞のモーラ数を揃えるためである。
促音、撥音、拗音、長母音は
歌詞は5音と7音から出きており、和歌的構造である。
なんかだる なんかでる あいしてる
あれいっこがちがってるんるー
→5+5+5+77
なやみんぼ こうてつぼ おいしんぼ
いいかげンにしなさい
→5+5+5+77
議論してくれた方は閉音節で西洋のラップに近づけているとおっしゃるが、
それならもっと脚韻を踏むはずである。(語末の音節が脚韻の基本なのだから)
もってけは脚韻をほとんど踏んでないし、むしろ脚韻の快楽を放棄している曲なのだから、
西洋のラップに近づけるために閉音節になっているわけではない。
音楽の三要素を日本語の構造で解決したために
F7コード固定で英語臭い強勢アクセントもなしに高速ラップが可能になった。
いやむしろ、「だからこそ」高速ラップが可能になったといえよう。
例えば、同時期に発売された
「KREVA - くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ」
URLリンク(www.youtube.com)
は、A♭M7→B♭7→Cm7の繰り返しでラップをやっているが、
英語的強勢アクセントのラップと日本語的高低アクセントのサビが著しい対比をしているのがわかる。