07/09/29 23:39:34 hHSgkcGy
>>268
>月刊歌謡曲をバカにする理由を教えていただきたい。
バカにしてはいないですよ。これはコードとメロディだけの譜面ですよね?
メロディはともかく(本当はこれもウソが多いというか、解釈の問題がある)
コード(進行)がどういうものか理解していれば、こういう雑誌に出ている楽譜を盲信するはずはないんです。
例えば「リフもの」のロックに無理矢理コードをつけたりするでしょう。
これはあまり意味がない。いくらでもコードは解釈できるんです。
弾き語り用にコードを付けた時点で採譜者のアレンジがなされていることになります。
逆に、テンションコードをバリバリ使ったアレンジの曲を簡易化したコードにしてたりします。
アレンジを含めた曲の雰囲気を知りたいなら、最低、ボイシングまで示さないと駄目です。
響きが全然違います。
「コードとメロディだけの譜面」はあくまで曲の雰囲気を最低限のレベルで掴むものに過ぎません。
そういう意味では、弾き語りをするには最適です。情報量が少なくて済みますしね。
また、自己流のアレンジをして楽しむにも、癖がなくて非常に便利なものです。
だから、ジャズのセッションなんかで使われるスタンダードブックと呼ばれる物は、月刊歌謡曲と同じように
コードとメロディだけの譜面なんです。これも実は数多ある演奏を平均化してコードとメロディを
定義したので、厳密に言うと正解ではないし、正解はない。
以上のことから曲(ましてやPOPS)の雰囲気を掴むのに「丸ごと」信じている人はいないということです。
そういう訳で偉そうに批評やろうってのに、そういう楽譜を見ますか?ましてや他人が採譜しているのに。