07/09/27 08:10:18 k+KnLzvX
他方、「素直にアートとして聴くべきだ」に反発して「アートではない」と断言してしまうのも
味気の無い話です。これだけ芸術が多様化している現代において「もってけ!セーラーふく」に
一分も芸術性を見出せないのであれば、それは著しい感性の減退ではないでしょうか。
冒頭「曖昧3cm」のフレーズはどうしても頭に残ります。電波・ナンセンスな歌詞の曲なんて
それこそ、掃いて捨てる程あるでしょう。でも多くは「もってけ!セーラーふく」のように耳に残る訳ではない。
この曲の最大の魅力である(私はそう勝手に思っています)冒頭「曖昧3cm」のフレーズの魔力を無視して、
この曲を批評するのもまた「悪い意味でのナンセンス」と言わざるを得ないでしょう。
「もってけ!セーラーふく」は確かに「音楽」ですが、やっぱり「歌」なのです。
前の文と矛盾していると思いますが、そういう事です。
蛇足かも知れませんが、アマゾンのカスタマーレビューを見てみると、
「やけっぱちな高評価」が多い様な印象を私は受けます。「電波」という言葉が非常に多く出て来ている。
アマゾンのカスタマーレビューを投稿している方々が主たる購買層の代表だとはとても思えませんが、
彼らに限って言えば「素直にアートとして楽しんでいる」姿勢とはちょっと思えないというのが、正直なところです。
またまた駄文・長文失礼しました。