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[847]「時価会計」を否定しだしたアメリカ。身勝手なものだ。怒りを感じる。 投稿者:副島隆彦投稿日:2008/04/14(Mon) 05:18:41
副島隆彦です。以下の記事にあるように、バーナンキFRB議長は、時価会計(じかかいけい)を、極度に嫌いだした。
アメリカの大銀行や証券会社が、担保証券(コラテラル・ビル)として大量に保有するサブプライム関連証券RMBS(アール・エ
ム・ビー・エス)が、市場で値段が付かなくなっている。それらの仕組み債を、売ろうに売れない、引き取り手が消滅しつつある。
なんと、それらのジャンク債(ゴミ、くず債券)を「もうそろそろ安値だ」と思って、昨年の11月に大量(3兆円分)も難平(ナン
ピン)買いで買って、さらにそれらをCDO(シー・ディー・オウ)に組み立てなおして、市場にばらまいた、愚か者の日本のさる政府
系の大きな金融機関がいる。もうここは助からないのではないか。それは、フランスの、バンク・アグリコール、「フランス農業銀行」
とでも訳すか、に似ている日本の大銀行のひとつである(預金量57兆円)。今、極度に警戒態勢にあるだろう。
アメリカの銀行、証券のバランスシート(決算書)が、時価会計での資産評価のために大下落して、急激に毀損しつつある。だから、バ
ーナンキが、慌てて、なりふり構わず、「時価会計を急いで捨てる」と言い出した。 あれほど、日本の金融機関を、痛めつけるつもりで、
1980年から、がみがみと叱って導入させて、それを1990年ごろに、無理やり法律として成立させて、日本を極度のデフレ国家にし
たくせに。
時価会計導入によって、どれほどの多くの日本人の金融マンや、公認会計士たちが泣いたことか。何人の人間たちが実際上、殺されてい
ったことか。
(転載貼り付け始め)