07/10/23 12:51:45 AviRB+mp
『構造改革』と称される経済政策は、グローバリズムの名の下
にIMFがアジア・アフリカなどの第三世界の経済を解体収奪
し富を吸い上げる暴力的経済収奪システムのことでありネオ植
民地主義と呼んでよいものである。ノーベル経済学賞受賞者で
あり、世界銀行の上級副総裁であったジョセフ・スティグリッ
ツはアメリカ・IMF主導のグローバリズムと構造改革に強く異
議を唱えている。スティグリッツによれば『構造改革』の実態
は第三世界の経済社会の『構造破壊』であるということだ。即
ち、IMF改革という虚構の下で容赦無くインドネシア、タイ、
韓国、エクアドル、エチオピアなどのアジア・アフリカ諸国の
経済を「緊縮財政強制」により破壊解体し、「資本市場自由
化」と「民営化」によりインフラや主要企業そして資源企業
(石油会社や鉱山会社など)を次ぎ次ぎとアメリカ資本が略奪
して行った。
小泉構造改革と呼ばれるものは、このIMFによる経済略奪
を、小泉と言う対日傀儡政権と日本の売国マスコミを通じて改
革の名の下に実行しようとする経済的謀略に他ならない。『構
造改革』は21世紀の国際的アヘン戦争であり小泉政権とはアメ
リカの対日搾取のための傀儡虚構政権である。アメリカは第三
世界や日本へ『民営化』を強制する一方で自国の郵政や公共事
業の民営化は一切行わず国益を保護する言うダブルスタンダー
ドを貫徹している。スティグリッツはアメリカ経済の実態を
『クローニーキャピタリズム(身内びいき資本主義)』である
と批判し、これを放置すれば国際的な経済的破局を招来させる
と警告する。
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