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【漫画】無自覚の”刷り込み”で子供の意識に大きな影響 「メガネをかけているだけで『お前はのび太だ』といじめられるのでは?」 - 暇つぶし2ch1:あやめφ ★
08/08/26 12:34:34
昭和40年代、「右手に少年マガジン、左手に朝日ジャーナル」という言葉が流行し、大人もマンガを
読むようになってから約40年。現在では「マンガを読むか読まないか、子供が自分で選択する
環境にはない。自然とマンガを読む能力が身につく時代になりました」と吉村さん。

ゲームやインターネットは操作法を学ぶ必要があり、「やるか、やらないか」の選択性があるが、
マンガに“包囲”された子供は、無意識にマンガを読む能力を身につけるのだ。

吉村さんは大学で学生に質問した。

「最初に読んだマンガは何か。そのとき、読み方を習ったか」。最初のマンガを覚えている学生は
多かったが、読み方を習った記憶は、ほとんどの学生になかった。習った記憶はないが、周囲の
環境から影響を受けて、いつの間にか覚えてしまう。吉村さんはここに「母国語の役割との共通性」を
見いだす。

「日本に生まれれば、選択の余地なく日本語を学ぶ環境にあることと同じ構造です。アンパンマン、
ドラえもんに触れないで成長する子供はいないように、マンガを読まざるを得ない環境にある。
そして子供は6、7歳までにマンガを読む能力を身につけます」

マンガがいかに社会に浸透しているか。

吉村さんは「何も音がしない状態を『シーン』と言っていませんか。無音だから『シーン』という音も
ないはずです。私たちは無意識にマンガ表現を使っているのです」と指摘する。

また無自覚の「刷り込み」で、子供がマンガの登場人物をモデルに他人を評価しているのではと、
吉村さんは危惧する。

「ドラえもんが象徴的です。私は『ドラえもん包囲網』と呼んでいるのですが、メガネをかけて
少しドジな人は『のび太』というマンガのキャラクターをモデルに、子供は友達を評価している。
メガネをかけているだけで、『お前はのび太だ』といじめられるのではと心配しています」

「マンガのヒーローは標準語を話す」「少女マンガでは白人のような人物が多い」など、マンガ独自の
“文法”がある。「外国人から『何で日本のマンガは日本人でないような人がヒロインなのか』と
嘲笑されたこともある。キャラクターのあり方が、子供が他人を評価する際の先入観となっていると
思います」と吉村さんは話す。

もちろんマンガに負の部分だけがあるわけではない。芸術性は世界的に評価が高く、歴史を
マンガにし、理解しやすくした本も好評だ。問題は、子供自身が自覚なしに、マンガの感性を
受け入れてしまうこと。質の悪いマンガが子供の感受性に影響する可能性も排除できない。

「マンガを読むなと言っても隠れて読むだけ。今の30代もマンガで育った世代です。マンガ読者の
先輩として、後輩にマンガの選び方などを教える。そんな親子関係をつくっていけばいいのでは
ないでしょうか」

「ドラえもん」「ドラゴンボール」など2世代にわたり読み継がれている作品も多い。親子での
マンガ談義が必要な時代になった。

MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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