08/08/22 02:13:39 BE:20217593-2BP(1408)
■泣く観客、奇観
マンガやアニメをテーマにした現代版仮装大会という感じですね。
でも、若者文化による町おこしとしても注目に値します。
コスプレが世界に広まっているのは、歌舞伎や茶の湯だけではない
現代日本の大衆文化にも関心が高まっているからです。
日本の認知度が上がり、日本に親近感を持つ人たちが増えることは、
外交、貿易などの観点からも重要です。外務省、国交省が後援しているのも当然でしょう。
マンガ研究者としては、もっといろいろなマンガに注目してもらいたいと思います。
コスプレは自分がヒーロー、ヒロイン気分にひたるものですが、
日本マンガはそれだけではない広がりと深みを持っていますから。
つげ義春の「ねじ式」とか楳図かずおの「わたしは真悟」のコスプレなんてやったらすごいかも。
観客がすぐ感動して泣くのはちょっとした奇観でした。
若者たちはそんなに感動したがっているのかな。私がやるなら?「サザエさん」のお父さん、
波平あたりかな。そのままでいけるしね。(談)
おわり