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玩具、ゲーム流通の大手ハピネットは、今年6月16日に発表したグループ内の
アミューズメント事業再編の具体的な統合方法を明らかにした。
これはハピネットが新たな事業分野の構築をするために、
グループ内のベンディングマシーン(カプセル玩具販売機器)やアミューズメント商品などの
関連事業を統合するものである。ハピネットはこれまで玩具事業、映像関連事業、
ビデオゲーム事業を行っているが、この分野を第4の事業の柱とする。
今回の統合されるのは、子会社サンリンクとアップル、
サンリンクの子会社になるサンリンク九州、さらにハピネット・エーエムサービスと
ハピネット本体の関連事業である。
まず事業継承会社として存続することになるサンリンクがアップルとサンリンク九州を吸収合併、
さらにハピネット・エーエムサービスとハピネットのアミューズメント事業を引継ぐ。
そのうえでサンリンクは、ハピネット・ベンディングサービスに商号を変更する。
売上高百数十億円規模のベンディングマシーン運営、アミューズメント商品販売を
中心とした総合企業が誕生する。
現在、ベンディングマシーン事業やアミューズメント施設運営事業の業界全体の景気は、
必ずしもよくない。しかし、統合による事業規模の拡大と効率化、シナージ効果で、
これを乗り切る構えとみられる。
また、今回のハピネットによる経営統合に関連して、バンダイナムコホールディングスは
自社が保有するサンリンクの株式(持株比率33.4%)とアップルの株式(持株比率35.4%)全てを
ハピネットに譲渡することを明らかにしている。
これによりハピネット・ベンディングサービスは、ハッピネットが100%出資する完全子会社となる。
バンダイナムコHDはハピネットの大株主でもあり、同社を持分適用会社としている。
ハピネット URLリンク(www.hap-net.com)
サンリンク URLリンク(www.sunlink.co.jp)
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