08/08/01 17:06:14
北京五輪の陸上男子四百メートル障害代表・為末大(30)=APF=が“引きこもり作戦”で本番への
エネルギーを蓄える。31日、欧州遠征から成田空港に帰国した為末は「あとは何もしないことが一番。
ボケッと過ごす」と脱力宣言。お気に入りのゲームで静かに過ごし、ため込んだ力を北京で爆発させる。
為末が2カ月前からはまっているのが、家庭用ゲーム機「Wii」の「マリオ&ソニックAT北京オリンピック」。
キャラクターを動かして陸上や水泳などで金メダルを目指す人気ソフトだ。自身の顔に似せた
キャラクターで四百メートル障害の“世界新”となる46秒30をマーク。競技場の「鳥の巣」も忠実に
再現され、「イメージトレーニングにもなるかな」と効果を期待する。
26日のロンドン、29日のモナコ国際で五輪前の実戦は終了。右太ももの違和感でタイムは
伸びなかったが「ギリギリ合格点」と為末。「今季は世界的に鈍化傾向。五輪では何かが起きる」。
北京入り予定は11日。じっくり充電し、何かを起こす。
中日スポーツ
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