08/05/13 01:21:30
前評判の高かったアンディ&ラリー・ウォシャウスキー監督の『スピード・レーサー』の米公開週末
(9~11日)の興行成績は、予想を大きく下回る2020万ドルで終了した。
米ワーナー・ブラザースとヴィレッジ・ロードショウが手がけた、製作費1億ドルを超す大作は、
米20世紀フォックスのロマンチック・コメディ『ベガスの恋に勝つ方法』に惜敗。さらに両作品を
上回ったのが、公開2週目で5050万ドルを記録したマーヴェル・スタジオと米パラマウント・
ピクチャーズの『アイアンマン』だった。
興行予想額の3000万ドルに遠く及ばなかった『スピード・レーサー』は、海外での興行成績も
ふるわず、配給元のワーナーにとって幸先の悪いスタートとなってしまった。ワーナー米国内
配給部のダン・フェルマン部長は、「われわれの期待と結果が合致しないこともあります。
前進するしかないのです」と語った。しかし、鑑賞を終えた観客の反応は上々だったとも
補足している。
同作は3606館で公開され、1館あたりの平均額は5605ドル。主要客層は、予想通り幼い子供を
連れたファミリーだった。しかし、この統計は新たな問題の原因にもなる。来週から、同じ客層を
ターゲットとした米ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとウォールデン・メディアの『ナルニア国物語/
第2章:カスピアン王子の角笛』が公開されるからだ。(略)
Variety Japan
URLリンク(www.varietyjapan.com)