08/04/12 00:00:16
先週のゲームに関するニュースサイトやブログは、オンラインゲームに依存しているゲーム
プレーヤーは、アスペルガー症候群の人々に一般的な兆候を示すことが分かったとする
研究に関する記事で一杯だった。しかし、内容の深い科学的研究が要約された時に起こりやすい
ことだが、それが報道発表の形にされて科学に興味のない読者に向けてセンセーショナルに
書かれた記事では、細かい詳細は失われてしまう場合がある。
GameSpotはこの研究を行ったボルトン大学のJohn Charlton博士にコンタクトを取り、いくつか
細かい点について質問した。Charlton氏はこれに対し長く詳細な返答を返してくれ、いくつかの
誤解を明らかにし、ニュースにされた過程で残されなかった多くのことがらについて説明してくれた。
「アスペルガー症候群を挙げたのは、われわれが検証した依存と性格の特徴の関係が、(多人数
同時参加型オンラインロールプレイングゲーム(MMORPG)が)アスペルガー症候群の人々に
依存しやすいものである可能性を示唆しているということであり--私はこの「可能性がある」
という部分をレポーターに強調しようとしたのだが--これは、われわれがこの研究で使った
依存に関する指標と、われわれが調べた性格特性の関係がそのような可能性を示唆していた
ということだ」
Charlton氏は、ゲームプレーヤーを依存であると数えるかどうかを決定するのに、さまざまな
基準を検討した。同氏はこれらの基準を2つのグループに分割した。1つは周辺基準と呼ばれる
もので、これは非常に熱中度の高い(必ずしも依存ではないかもしれない)プレーヤーに
見られるものだ。もう1つは中心基準で、これは依存であると判定されるプレーヤーすべてに
必ず当てはまる一連の兆候である。
GameSpot Japan/CNET
URLリンク(japan.gamespot.com)
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