08/04/11 21:39:52
米国のエンタテイメント流通のナバレ(Navarre)は、4月9日に、投資家に向けた事業説明会を開催した。
同社は米国の日本アニメDVDの発売・流通の最大手ファニメーション(FUNimation Entertainment)
の親会社でもあり、その業績動向は日本企業からも注目されている。
ナバレの説明によれば、同社の全体の業績は順調で、2009年3月期には売上高は6億4000万ドル(640億円)
から6億7000万ドル(670億円)を見込み、税引き前利益で2800万ドル(28億円)から
3100万ドル(31億円)になるとしている。
今回のプレゼンテーションでは、現在のファニメーションの業績や経営方針も明らかになっている。
特に注目すべきは、これまでDVD事業で一括されてしまいなかなか判りにくかった
ファニメーション単独の売上高と利益が示されたことだ。
ここからは、北米のアニメDVD市場が苦しいとされるなか、
同社のアニメDVDビジネスが比較的順調に推移していることが分かる。
プレゼンテーションによれば、2008年3月期の2月末まで(3月は未集計)の同社の売上高は
6000万ドル(60億円)となっている。さらに祖利益は2400万ドル(24億円)としており、
アニメDVD事業が確かな利益をもたらせしていることが判る。
日本のアニメ・マンガを扱う企業では、年商100億円とされるVIZメディアや
2007年の売上高がおよそ56億円だった4キッズエンタテインメントと並ぶ。
同社は業界のリーディングカンパニーのひとつと言っていいだろう。
こうした業績は同社の日本アニメDVD市場における高い占有率によるところが大きい。
ナバレによれば、ファニメーションの昨年のアニメDVD市場シェアは37%と全体の1/3を超える。
さらに、北米市場から撤退したジェネオン(アニメDVD市場第3位)やDVDの発売と流通に
混乱をみせているADV(アニメDVD市場第2位)の現在の状況から
今後も30%から50%の市場シェアの獲得が可能としている。
またにDVDから新世代ディスクへの移行、正規版のインターネットへの早期投入、
共同製作の開始によるネット上の違法行為の監視強化、
収益源の多角化により収益機会は拡大するとしている。
特に、インターネット配信について今後18ヶ月で500万ドル(5億円)の売り上げが見込めるとしている。
こうした機会を利用することで、ファニメーションは早期に
売上高1億ドル(約100億円)を超えることを目指す。
米国のアニメ業界を巡る環境は現在益々厳しくなっている。
しかし、今回のファニメーションのように、必ずしも全ての企業の状況が悪いわけでない。
むしろ、急激な市場の変化を捉えること出来た企業にビジネスが集中しつつある。
逆に言えば、激しく変わる時代だからこそ、企業の競争もまた大きな変化があると
言っていいかもしれない。その変化を表す言葉に「インターネット」、「共同製作」、
「日米同時展開」、「新世代ディスク」といったものが挙げられるだろう。
animeanime.jp
URLリンク(animeanime.jp)
ナバレ(Navarre)
URLリンク(www.navarre.com)
ファニメーション(FUNimation Entertainment)
URLリンク(www.funimation.com)
2:「スレ立て人(記者)」大募集中@板開設三周年
08/04/11 21:47:32 +28wmRkZ
肝心の日本のアニメ界が強欲で自分達だけのサークル体質では.....
(おまけに引き篭もり気質でヲタクw)
3:「スレ立て人(記者)」大募集中@板開設三周年
08/04/11 21:53:36 f+jtHQ1p
萌えは日本アニメの癌だが、マクロスとかソウルイーターとか・・・・希望が見える
4:「スレ立て人(記者)」大募集中@板開設三周年
08/04/11 21:56:11 fvsXDskS
萌が癌?
君はサクラ舞い散る光景を風情と感じられない人間だね
5:「スレ立て人(記者)」大募集中@板開設三周年
08/04/11 21:57:09 birxt/RH
工場萌からSFジャンルが発展します。
6:「スレ立て人(記者)」大募集中@板開設三周年
08/04/11 22:52:52 SrcOHKZs
マクロスとかソウルイーターに萌えが存在していないような言い方だな。
既にマクロスのルカはショタ好き半ズボン萌えの対象になってる訳で。