08/03/25 21:49:12
ありがとう、松井さん―。「わたらせ渓谷鉄道」(わ鉄、本社・みどり市大間々町)の
経営再建に奔走し、昨年3月に急死した松井幸男専務(享年69)をしのび、
30日に大間々―足尾駅間をメモリアル列車が走ることになった。
企画した市民有志らは「感謝の気持ちを込めて満員にしたい」と乗車を呼びかけている。
松井さんは岐阜県出身。旧国鉄などを経て、第三セクターの明知鉄道(岐阜県恵那市)で
経営の立て直しに尽力。その手腕を買われて05年6月、わ鉄の専務に就任した。
しかし、昨年3月25日に心臓の病気で本社で倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
人員の削減やイベント列車の企画運行などを盛り込み、赤字の大幅な圧縮を目指した
経営再建計画をまとめ上げた矢先の出来事だった。
メモリアル列車は一周忌に合わせて、わたらせ渓谷鉄道市民協議会の有志らが発案。
列車の機関車に取り付けるヘッドマークも手づくりした。満開のハナモモの中を
列車が走るデザインで、「ありがとう松井さん 明知から足尾へ」と書いた。
実行委員長を務める仁木治代さんは「松井さんの遺志を確かめる場にしたい。
(わ鉄の再建は)簡単ではないが、みんなで力を合わせてがんばっている姿を見てほしい」
と話している。
メモリアル列車は30日午前11時14分に大間々駅を発車し、足尾駅周辺で追悼式も開く。
お座敷列車で定員90人、参加費用は3千円(往復の運賃と昼食代込み)。
命日の25日には午後7時から本社会議室で「しのぶ会」も催し、思い出などを語り合う。
参加自由。
問い合わせ・申し込みは、わたらせ渓谷鉄道(0277・73・2110)へ。
asahi.com
URLリンク(mytown.asahi.com)
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わたらせ渓谷鉄道
URLリンク(www.watetsu.com)