【業界】タカラトミー、カプセル玩具大手ユージンを完全子会社化へat MOEPLUS
【業界】タカラトミー、カプセル玩具大手ユージンを完全子会社化へ - 暇つぶし2ch1:あやめφ ★
08/03/19 13:00:42
大手玩具企業のタカラトミーは、ジャスダック市場に上場するカプセル玩具の大手ユージンに
3月19日から株式公開買付(TOB)を行うこと発表した。タカラトミーは現在も、ユージンの
発行済株式のおよそ70%を握る親会社である。

しかし、今回のTOBでユージンの全株式の買付を目指す。5月7日までTOB応募を受付け、
応募しない株式についても、TOB終了後にタカラトミー株との株式交換を行う。今年10月1日までに
100%子会社とする予定である。

タカラトミーは今回1株あたりの買付価格を、12万1300円とする。ユージンの株価は、3月17日の
ジャスダック市場の終値で72000円である。また、過去1ヶ月間の終値は70038円、3ヶ月の終値
平均では73723円となっている。

今回の買付価格は、いずれの金額と比較しても64%から73%まで高いプレミア価格となる。
これは証券会社が、将来企業の生み出す価値をもとに算出した(DCF方式)金額も参考にしている
ためである。逆に言えば、これまでのユージンの株価が実際の企業価値に較べてかなり過小評価
されていたと言える。

プレミアをつけた価格でも、全株式を買付けた場合の金額は8億6400万円である。年商100億円を
稼ぎ出す企業としては割安感が大きい。最もこうした市場の評価は、カプセル玩具市場の縮小に
伴いユージンの業績が不振であるためだ。今年2月12日に出されたユージンの平成20年3月期の
業績予想は、売上高97億6400万円、営業損失2億8400万円、経常損失3億500万円、当期純損失は
2億9200万円となっている。

今回のタカラトミーのTOBは、ユージンの低迷する株価に割安感が出ていること、そして完全
子会社化によるユージンの経営体制の改革にあると考えられる。実際にタカラトミーとユージンは、
今回ユージンの経営再生プランを発表している。ユージンの香港子会社ユージン香港の解散などが
そのなかに含まれている。

それでもユージンが株式公開をしたのは平成17年12月、今回のTOBによりわずか2年半で
タカラトミーに買収され株式市場から姿を消す。上場した子会社を短期間で再び買戻すのは、
昨年秋にバンダイナムコホールディングスが、バンダイビジュアルとバンダイネットワークスを
TOBを利用して完全子会社化した例もある。

こうした例はうがった見方をすれば、高値で上場して安値で買戻す、子会社を使った投資活動の
ように映る。しかし、実際はこれは企業が当初から目論んだものでなく、その時々の企業活動では
合理的な判断である。

むしろ一番の問題は、多くの投資家やアナリスト、金融機関にとってコンテンツ関連企業は、
未知な存在で、合理的な判断が市場で行われていないことだろう。コンテンツの将来性という
夢の部分を取り上げ株価を買い上げて、夢ではない現実を知ると今度は必要以上に過少評価
されてしまう。こうした事例はこれまで少なくなく、コンテンツ関連株上場の今後の大きな課題と
なるだろう。

アニメ!アニメ!
URLリンク(animeanime.jp)


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