08/01/25 14:02:10 BE:621878639-2BP(111)
ユーザーアップの動画も権利者側が管理・角川グループ、「YouTube」で開始
角川グループホールディングスと米グーグルは25日、都内で会見を開き、グーグルが運営する
動画共有サイト「YouTube」を使った新事業を共同で展開していくと発表した。2月上旬に
YouTube内に角川グループの公式ページを開設するほか、動画内での広告配信や動画クリエーター
発掘などをしていく。
角川グループの角川デジックスが中心となって、グーグルとの共同事業を進めていく。
公式ページでは角川グループのアニメや映画、その他のエンターテインメントの動画を配信する。
公式ページにはバナー広告などの広告を設置して広告収入を得るほか、DVDなどの商品販売の
プロモーションの場として使っていく。配信する内容については著作権者と今後詰めていくという。
従来型のバナー広告だけでなく、「インビデオ広告」という動画内に流す広告も配信する。動画を
再生して50秒ほどすると広告が動画の下部3分の1ぐらいのところに表示される。広告の配信が
終了したり、ユーザーが広告を閉じると再び元の動画を再生する。広告の内容については
「できるだけ動画コンテンツの内容と一致するものを配信できるようにしてほしいとグーグルには
要望している」(角川デジックスの福田正社長)という。
コンテンツの著作権侵害に対応するため、YouTubeは新しい動画識別技術を導入する。角川グループが
著作権管理に関わる動画をあらかじめYouTube側に提供しておき、それと一致する部分のある動画を
ユーザーがアップロードする際に警告を表示し、動画を掲載してよいかどうかは角川側で判断するという。
また、すでにアップロードされている著作権侵害の動画については、その動画識別技術を使って
把握できるようにし、著作権者がそのまま掲載してもよいと承認したものについては専用の承認マークを
表示したうえで継続して掲載する。承認した動画には、角川側で管理する広告を配信する。「(著作権を
保有する側が)載せておきたいものはそのまま載せて、落としたいものは落とせるようになった」(福田氏)
という。
YouTubeは世界で人気の動画共有サイトで、1日あたり数億回の動画視聴があり、毎分あたり
10時間分の動画がアップロードされている。人気の一方、著作権を侵害する映画やアニメ、
テレビ番組などが大量にアップロードされて問題になっている。
日本経済新聞 更新:1月25日 13:19
URLリンク(it.nikkei.co.jp)