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戦後の日本政府代表として連合国軍総司令部(GHQ)との交渉役を務めた
白洲(しらす)次郎がNHKでドラマ化され、俳優の伊勢谷友介(32)が主演する
ことが7日、分かった。
「マッカーサーをしかった男」と呼ばれた快男児の激動の半生を描く大型ドラマで、
随筆家の白洲正子夫人を女優の中谷美紀(32)が演じる。
伊勢谷は98年の俳優デビュー以来、テレビドラマ初出演となる。新春放送予定。
白洲次郎はGHQの司令長官マッカーサーをしかりつけるなど対等に渡り合い、
「従順ならざる唯一の日本人」と言われた人物。英留学時代から高級外車を
乗り回し、英国紳士の振るまいを身につけ英語も堪能。日本で最初にジーパンを
はいた男と言われ、晩年もポルシェに乗り、ゴルフをプレーした。
85年に83歳で亡くなった白洲の型破りな人生は、男性誌にたびたび
取り上げられている。
NHKは、GHQとの交渉を核に、10代での英留学時代から晩年までを描く。
新春、複数回での放送を予定している。
98年「ワンダフルライフ」(是枝裕和監督)で俳優デビューした伊勢谷は、
今作がドラマ初登場。出演依頼は多かったが、作品の質を重視することで
結果的に映画中心になっていた。
5月のカンヌ国際映画祭でオープニング上映された「ブラインドネス」(フェルナンド・
メイレレス監督)など、海外監督作にも積極的に出演。ニューヨーク大学に
留学経験もあり英語も堪能。世界に飛び出し、型にはまらず生きた白洲への
共感が初出演の決め手となったようだ。
中谷は報知映画賞主演女優賞を受賞した06年の「嫌われ松子の一生」
(中島哲也監督)以来、伊勢谷と2度目の共演。演じる正子夫人は
海軍大将・樺山資紀の孫娘で、米留学経験のある才女。
劇中では、白洲が一目ぼれし結婚、そして激動の時代を生きた夫を支える姿が
描かれる。
中谷はソープ嬢から中華料理人まで幅広く演じ分ける演技派で、伊勢谷との共演が
注目される。撮影は今月末から年内いっぱい行われる。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)