08/08/07 06:19:23 0
女子マラソンで連覇を狙う野口みずき(30)=シスメックス=が、五輪前の
最終長期合宿だったスイス・サンモリッツでの高地合宿を切り上げ、
4日帰国していたことが6日、分かった。本来は7日に帰国予定だった。
直前での緊急スケジュール変更が、レースにどう影響を与えるか懸念される。
野口が、最終調整のスケジュールを土壇場で緊急変更した。
関係者によると、サンモリッツから日本に戻ってきたのは4日。当初の予定を
3日早めての帰国となった。
野口は7月4日から合宿に入り、高地で1か月以上のトレーニングを積み、
帰国後は北海道で最終調整する予定だった。
短縮の理由は「高地で疲労が蓄積して動きが小さくなったため、起伏の多い
サンモリッツを早めに離れ、より平たんな国内の練習コースで動きの
最終チェックをすることにした」ためだという。
過去に予定を早めて“極秘帰国”した例では、1月に、調子が上がらないために
中国・昆明合宿を切り上げたことや、3月の同地の合宿でも原因不明の
湿疹(しっしん)に見舞われ、同じように期間を短縮したことがある。
また、昨年2月のロンドン・マラソン前の合宿は、アキレスけんの炎症で短縮し、
帰国した例もある。この時は同レースを欠場するほどだった。
過去の例はいずれも故障や不調がらみ。関係者によると、今回は「故障では
ない」という。13日に北京入りする予定も変更はない。ただ、これまでのレースは
10日前に高地合宿を終えるのが通例だった。最終段階での予定変更が
どう響くか、軌道修正はできるのか。17日のレースまであと10日。
予断を許さない状況といえそうだ。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)