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入江「金」欲生活！北島と同室で帝王学学ぶ…競泳
競泳日本代表は２日、直前合宿地の韓国・済州島で練習を行った。男子二百メートル
背泳ぎ代表の入江陵介（１８）＝イトマンＳＳ＝は、今合宿先のホテルと北京五輪の
選手村で男子平泳ぎ２大会連続２冠を目指す北島康介（２５）＝日本コカ・コーラ＝と
同部屋。男子最年少ながら、最年長の主将から冷静さを吸収するなど“北島効果”で
メダルを目指す。
「雲の上の存在の人」との共同生活を始めて１週間。入江に“北島イズム”が浸透し
始めた。相部屋は、日本代表の上野広治監督（４９）に告げられた。会話もしたことが
ないため、五輪初出場の若武者は当初は戸惑った。だが、今ではＮＨＫの「おかあさん
といっしょ」を見て、「昔出たかったんだよな」などと談笑するまでに打ち解けた。
次代のエースへの期待の表れだ。伸び盛りの背泳ぎ王子は６月、世界記録に０秒４５
と迫る今季世界３位をマーク。部屋割りを決めた上野監督は「金メダリストのレース
前日の過ごし方などを学んでほしい」と帝王学の体得を期待した。
「初めはすごく緊張した。康介さんが話しかけてくれて、慣れてきた」世界記録保持者と
会話を交わすうち、どんな状況でも揺るがない精神の強さを感じ取った。「意見がしっ
かりしている。すごく落ち着いていて、内に秘めているものがある。一緒にいて落ち着く」
その冷静さを受け継ぎつつある。４月の日本選手権は代表権を獲得したが、過度の
緊張で自己ベストは出せなかった。しかし、インターバルをはさんだこの日の百メートル
のタイムトライアルで５５秒０（２７秒０、２８秒０）の好記録をマーク。「すごく落ち着いて
泳げてる。どんな結果が出るんだろうかと楽しみ」。北島でもできなかった１０代での
五輪メダルを獲得する。
引用元
URLﾘﾝｸ(hochi.yomiuri.co.jp)
財団法人日本水泳連盟 公式ホームページ
URLﾘﾝｸ(www.swim.or.jp)