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スタートから早い作品では1カ月がたとうとしている今期の連続ドラマ。
主演俳優を見渡してみると、30歳以上が多いのに気がつく。主役の“高年齢化”が意味する
ものは何なのか。ドラマの未来への影響はあるのだろうか-。(安食美智子)
毎日、どこかの局でドラマが放送されている午後9時台。ゴールデンタイムまっただ中の
この時間帯は今、22歳の小池徹平が主役の火曜(フジ「シバトラ」)を除けば、
すべて“オーバー30”の俳優が主役のドラマが流れている。
例年、4作品程度が放送されるフジの“月9”枠は、昨年10月期の「ガリレオ」以降
「薔薇のない花屋」「CHANGE」と、主役が30代のドラマが続いている。現在放送中の
「太陽と海の教室」で、偏差値至上主義の生徒たちに立ち向かう型破りな熱血教師を演じて
いるのは、40歳になる織田裕二だ。
「(共演の)生徒たちが生まれたころ、織田さんはすでにトレンディードラマの主役。
20年間主役だなんて、本当にすごい」。「太陽と~」の村瀬健プロデューサーはこう語る。
自身の高校時代に、ドラマの第一線で活躍していた織田の姿に理想の教師像を感じていた
という。「タフなのにさわやかで明るい。今の高校生が直面している悩み、苦しみを、
40歳の教師だから言える言葉で語ってほしい。それに風変わりな言動を繰り返す織田さんの
姿も見たかった」と村瀬さん。
一方、数十億円の赤字を抱える市民病院の再建に挑む人々を描くTBS日曜劇場「Tomorrow」(午後9時)。
医療ミスが原因で8年前に医師を辞め、市役所職員となった航平役は37歳の竹野内豊だ。
>>2以降につづきます
東京新聞
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