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2000年のシドニー以来、世界大会で頂点に立っていないアメリカは、3年計画でチームを作った。
2年前の世界選手権に不参加だったコービ・ブライアントが加わったことで、チーム力がアップしたのは
まちがいない。しかし、絶対的な本命にできるか?と問われれば、はっきりYESと言えない。
北京オリンピックは、メダル獲得の可能性を秘めたチームが非常に多い。
ドリームチームが支配した1992年のバルセロナ以降、最も実力が拮抗している大会と
言える。そんな中から、アメリカの金メダルを阻止しそうなチームを簡単に紹介しよう。
★最有力:スペイン
パウ・ガソルのインサイド、ファン・カルロス・ナバーロの3Pシュート、ホセ・カルデロンの
堅実なゲームメイクなど、オフェンスでは武器が非常に多い。数字には出ないものの、
攻防両面で存在感を示せるホルヘ・ガルバホサ、運動能力が自慢のルディー・フェルナンデスらも
主力として計算できるなど、選手層の厚さという点では、アメリカにひけを取らない。
オリンピック2か月前に指揮官交代という事態が起きたものの、チームとしてのまとまりが抜群
ということもあり、影響はいまのところない。7月下旬のエキシビションゲームでは、
地元の試合といえアルゼンチンとロシアに25点差以上で大勝している。チームの一体感と
攻防両面でのコンビネーションのよさは、参加12か国中No.1と言ってもいい。
>>2以降につづきます
J SPORTS コラム
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◆画像 コービー・ブライアント(NBAロサンゼルス・レイカーズ所属)
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