08/07/30 20:58:21 0
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奇才・マッコイ斉藤がお笑い界に吠えた! ここ数年のお笑いブーム、いざ立ち止まって
考えてみると、きわめて空虚な笑いしかない。かつて存在していたような、作り込まれた
バラエティ番組はこのまま消えてしまうのだろうか? 笑いの限界に挑戦しつづけるマッ
コイ斉藤氏にバラエティ界の現状について聞いた。
マッコイ斉藤(以下、斉藤) で、今日は何の取材でしょう?
─「テレビはなぜ死んだのか?」というテーマでお話をお願いします。
斉藤 アハハハ!(苦々しい表情で爆笑)。死んでないっすよ。
─でも、死ぬほどつまらないバラエティ番組が増えましたよね。
斉藤 ……。右を見ても左を見てもクイズ番組ばっかりの現状には僕もウンザリですけど。
「あってもいいけどありすぎだろ、雑学をそんなに知ってどうすんだ!」って思いますね。
─なぜそういう状態になっちゃったんでしょう?
斉藤 今は視聴者からの苦情電話1本で、番組内容が変わっちゃう時代なんですよ。視聴
者も過敏だし、作り手も過剰にビビってる。だからクイズ番組みたいな安パイなコンテン
ツが人気になると、右へならえで、誰も彼もがそれを模倣しちゃっている状況です。
─具体的に、どんな苦情電話があるのでしょうか?
斉藤 たとえば、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんがおでんを熱がる芸。あれを放送すると、
「なぜ食べ物を粗末にするんだ!」「イジメだろ!」なんて苦情が入る。だから最近では
「このおでんはあとでスタッフがおいしく食べました」とか「このおでんは常温です」と
興醒めなテロップが入ったりするわけです。テロップのせいで、せっかくの面白さが台な
しですよ。
─そんなクレームは取り合わない、ってワケにはいかないんでしょうか?
斉藤 僕が『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』のADやっていた頃は、電話でしょっ
ちゅうクレーマーと喧嘩しましたけどねぇ。「なんで朝からバズーカなんか撃つんだ!
うるさくて近所迷惑だろ!」と言われたら、「お前のほうがうるせーよ!」と言い返したり。
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