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司会者・福留功男さんのレギュラー番組が、2008年9月の番組改編で全て終了する。
「大物失業の危機」といわれる中で、同じく日本テレビ出身の大物司会者、徳光和夫さんも
日本テレビ系「THE・サンデー」のメインを降りるらしい。広告収入激減のテレビ局がリストラ策
として、「ギャラの高い大物の『肩叩き』を始めた」という説がもっぱらだ。
「長く続いた番組が終わるのは運命」
東京スポーツが08年7月24日付けの1面で「スクープ」として報じたのが、「THE・サンデー」の
出演者全員の一新。徳光さんが16年間司会を務めた名物番組だが、9月いっぱいで司会を
降りると伝えている。徳光さんがレギュラーを務める番組は現在4本あるが、「オジサンズ11」
(日テレ系)、「世界ウルルン滞在記」の終了が決まっていて、写真週刊誌「FLASH」の08年7月
29日号では「逢いたい」(TBS系)終了の噂が書かれている。
ただ、「FLASH」の直撃取材に対し、「THE・サンデー」打ち切りについては、「そういう方向の
ようですね」と認めている。しかし、「逢いたい」については「聞いてない」そうだ。
「最近大物キャスターがピンチだが!?」という質問には
「大物はギャラが高い?そうだと思いますよ。いい子ぶるわけじゃないですけどね」
降板の原因の一つにギャラの高さがあることを暗に認めている形だ。
徳光さんの「降板」より前に騒がれたのが、日テレ時代の後輩、福留さんだ。「ブロード
キャスター」(TBS系)、「いつみても波乱万丈」(日テレ系)、「オジサンズ11」が08年9月で終了し、
レギュラーがゼロになるからだ。
「番組1回分の出演料は200万円」?
大物達になぜ危機が訪れているのか。視聴率の問題もあるが、テレビ業界で囁かれている
のは、大物司会者の高額なギャラ。徳光さんが総合司会をつとめた場合、「番組1回分の
出演料は200万円」と東京スポーツには書かれている。民放キー局は現在、広告収入が
激減していて、キー局5社の08年3月期連結決算では、本業のもうけを示す営業利益は
全社が減益になった。そのため各局は、番組制作費の削減を急いで進め始めたのだ。
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