08/07/22 20:11:50 ryWe55th0
まずアウェー側のダンマクで隠されたのは、「OUR HOME, OUR FIELD, NISSAN STADIUM」のスタジアムスポンサー看板だった。
次に「赤き血のイレブン」と書かれたダンマクが、トリコロールのダンマクの上から貼られはじめる。そこは、緩衝エリアをはさんで、浦和側のダンマク掲示は許可されていないエリアであった。それを見たマリサポが現場へと向かい始める。
しばらくして、禁煙のスタンドでタバコを吸う仕草を見せた1人の浦和サポ。マリサポの1人がそのタバコを手から奪い払った。それをきっかけに乱闘が発生する。いわば挑発に乗ってしまった格好である。数の差は明らかに浦和に分がある。
マリサポ側は乱闘に参戦する者もいたが、クラブフロントとの約束に従い仲間を止めようとする人間も多く、殴られ床に頭を打ち意識を失う者、携帯を折られる者などが出た。
この混乱に乗じ、乱闘に参加していない浦和サポの一部が、マリサポの制止を無視し横浜のダンマクを下に落とした。
乱闘は2~3分ほど続いたろうか。ようやくシミスポにより双方が引き離され、にらみ合いの状態となる。ここで、横浜、浦和のクラブフロントが現場に到着した。
浦和サポのリーダーが「横浜のアタマを呼べ、でなければ数と力で訴える」と要求する。フロントを通じ、横浜のコールリーダーが呼び出される。
この間、落とされたダンマクを拾いに女性サポーター達が1F席へと降りていった。2F席の心無い浦和サポからツバが落とされた。落とされたダンマクには、タンがかけられていた。
最初に乱闘のきっかけを作ったマリサポに対し、タバコを吸う仕草を見せた浦和サポから「謝罪しろ」との要求がされる。
当初は無視して構わないとのことだったが、執拗な要求に対して、双方のフロント、シミスポ立会いの下、スタジアム内の一室で話し合いがもたれることとなった。
相手側は「最初に手を出したのだから謝罪しろ」とひたすら言い張る。しばらくの後、フロントの仲裁の元でお互い謝罪することとなった。
最初に頭を下げるマリサポ。その姿を携帯のカメラで撮影しようとする浦和サポを浦和フロントが「そこまでするな」と制止した。
そして、約束は守られず、その浦和サポが謝罪することは無かった。
心配して外で待っていたマリサポの仲間。部屋を出た直後、浦和サポは嬉々として「謝らせたぞ!」と走り去る。