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日本サッカー協会は12日の評議員会で、J1浦和の前社長でJリーグ専務理事の
犬飼基昭常務理事(66)を第11代会長とする人事案を承認。
改革派と言われる犬飼新会長の就任が決まった。
会見では、低迷する日本代表の復活のためドイツの成功例を参考に「選手の
さらなるメディア露出」を要求。日本の現状は代表チームやクラブが選手を
過度に管理・保護していると指摘し、「選手の甘え禁止」を提言した。
「社会がどんどん変化していく中、サッカー界は何をやらなきゃいけないか。
それを敏感に察知していきたい。昨日やってきたことが今日正しいとは限らない。
緊張感を持ち、みんなと力を合わせてやっていきたい」。犬飼新会長の所信表明だ。
ドイツW杯の惨敗から“右肩下がり”“人気低迷”と言われる日本代表。
これについても監督、スタッフが選手を保護しようとするあまり、メディアに対する
取材時間の極端な時間制限、選手・監督への接触制限など、規制だらけ。
そんな日本サッカー界の現状がファン離れを加速させていると指摘した。
「日本は選手をスポイル(甘やかせることで駄目になる)しすぎ」と言い切り、
この“現場”に、メスを入れる。
「ボクが(三菱自動車時代の)欧州駐在の時、ドイツ代表の人気はどん底まで
落ち込んでいた。それをドイツ協会はメディアと一緒にPRして盛り上げた」
と新会長。
「例えば試合翌日でも朝10時には選手をテレビカメラの前にださせ、スタジオの
ファンから質問させる。どんなボール、どんなパスだったか、サポーターからの
問いに答えさせる。盛り上がっていたんだよ」
浦和社長時代から選手に言い続けてきたのは「プロ意識を持て」。
自分の言葉で考えを語り、ファンの心をつかんでこそのプロ。自らの商品価値を
高めるための露出アップを岡田ジャパンに要求する。
ソースはURLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
新役員の記者会見を前に笑顔で握手をする犬飼基昭新会長と川淵三郎前会長(右)
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