08/07/01 17:45:35 0
復刻ユニホームがプロ野球界を席巻している。西武が西鉄時代、ソフトバンクが南海時代の
ユニホームを着用しファンを喜ばせたばかりか、高額の選手仕様ユニホームや
レプリカユニホームが飛ぶように売れ、ビッグビジネスになりつつある。なぜいま、復刻なのか。
ファンの反応は、球団関係者の予想をはるかに超えていた。
西武ナインは6月28、29日のロッテ戦(西武ドーム)で、西武の前身にあたり「野武士軍団」と
呼ばれ名門球団だった西鉄ライオンズの復刻ユニホームを着用。7月以降も主催10試合で
着用するほか、ビジターでも西鉄時代の本拠地・福岡では7月15、16日ソフトバンク戦
(ヤフードーム)で披露する。
同時にファン向けに、3万5000円もする選手仕様ユニホームをオンラインショップ限定で
販売したところ、第1次販売・第2次販売を合わせ計300着が早々に完売した。選手仕様の
帽子(7000円)もサイズによっては既に売り切れ。残るお手ごろ価格のレプリカユニホーム(6800円)も
品薄になりつつある。
「購買層は多岐にわたっています。オールドファンが懐かしがっているだけではない。若いファンも、
『期間限定品』に価値を見いだしているほか、『昔のユニホームの方が、シンプルで格好いい』という声も
挙がっています」と明かすのは、“南海グッズ”の売れ行きに目を丸くするソフトバンク広報室の井上勲さん。
ソフトバンクは当初「一夜限り」の夢企画のつもりで、6月6日阪神戦(甲子園)で大阪を本拠地としていた
南海ホークスのユニホームを着用。ところが、満員の甲子園に入れなかった大阪のファンから要望が殺到し、
急きょ8月3、4日のオリックス戦(京セラドーム)でも着用することになった。
選手仕様(4万9000円)は300着が完売。レプリカ(5900円)はこれまでに2500着が売れ、
現在も完全オーダーメードで販売中だが、今、注文しても発送は10月中旬になるとか。
>>-2以降に続く