08/07/01 17:41:17 0
亀田問題を巡って西日本ボクシング協会内部の対立が激化し、6月30日には協会の事務所に
警察まで出動する大騒ぎへと発展、協会内が分裂状態に陥っている。同協会の金沢英雄会長が
27日、大鵬健文会長代行を含む協会の理事十数人を解任すると通告し、30日には
大阪市浪速区にある協会事務所の鍵を交換する強硬措置をとろうした。これに反発した
大鵬会長代行らが「器物破損だ」と警察に通報。双方が事情聴取を受ける異常な事態となったのだ。
「ホンマひどい話ですわ。私は交番に連れて行かれて事情を聴かれたが、金沢会長が駆けつけて
くれて事情を説明してくれたんで無事に出てこられました」と語るのは、30日午前、鍵の修理業者を
引き連れて協会事務所に出向いたホワイトフォックスジムの西林秀峰会長。
西林氏によると、「会長の意向を受けて鍵の交換中、駆け付けた大鵬代行に『お前、よくも亀田を
(週刊誌に)売ってくれたな』といわれ、『器物破損や』と警察に110番通報された。それで警察が、
別々に事情を聴くということで交番に連れていかれた」のだという。
騒動の発端は、亀田兄弟と協栄ジムの契約解除が成立した直後の5月14日に、大鵬代行が
金沢会長の了承を得ず、同協会の一部会員に対して、ジムの名義売買に関するアンケートを
送ったことだった。
西林会長がその真意を大鵬代行に問うと、経営が厳しくなっているジムの名義を買い取り、
「亀田の受け皿にしよう思ってます」などと答えたのだという。そうした経緯を先週発売の
写真週刊誌が報じると、金沢会長のもとに多数の協会会員から「どうなっているんや」
「亀田を西で引き受けるなんておかしい」といったクレームが殺到した。
金沢会長は体調不良などから日常の会長業務を大鵬代行に任せていたが、この経緯を聞いて激怒し、
≪責任をとり、本日6月27日をもちまして、(大鵬代行を含む)現理事の解任を、お知らせいたします≫
とする通知を会長名で全会員に流した。
これに反発した大鵬代行派は、7月1日に緊急理事会を開くと会員に通知。その対抗策として会長派が
協会事務所の鍵交換という強硬手段に打って出たもの。
>>2-以降に続く