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2004年に42カ国で出版され、全世界500万部を超すベストセラー小説を基にした映画『P.S.アイラヴユー』の
完成披露試写会が26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、来日中の原作者セシリア・アハーンが舞台挨拶を行った。
アイルランド元首相を父にもつアハーンは、緊張した表情で登壇したが、話し始めると口調は滑らか。
作品発表当時は21歳だったが、「何を題材にするか考えたとき、自分に起こりうる1番恐ろしいことは
最愛の人を失うことだと思った。そんなとき、どうしたらポジティブになれるかを思い浮かべながら書きました」
と話した。さらに、「どん底のときにこそ、力が内からあふれ出るものだと思うの」と熱を帯びた口調で語った。
本作は、最愛の夫を突然の病で失った妻が、亡き夫からの“消印のない”10通の手紙と、
家族や友人の愛に支えられながら生きる力を取り戻していく物語。完成した映画を見たアハーンは、
「2時間泣きっぱなしだった。原作に込められたハートの部分が生かされているし、
キャラクターのエッセンスも反映されていた」と満足げだ。
アハーンの最新作は今年のクリスマスに発売予定で、7作目となる小説も執筆中だという。
また、完全オリジナルとなるアイルランド映画の脚本にも取り組んでいる。
10月18日より、全国東宝系で公開される。
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