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高校野球の伝統校として知られる龍谷大付属平安高校(京都市下京区、安井大悟校長)で、
1、2年生部員間の暴力問題が発覚し、日本高校野球連盟は25日、
今夏の第90回全国高校選手権記念大会の京都大会(7月5日開幕)の出場を3年生のみ
認める措置を決めた。不祥事に関与していない特定の学年だけの出場を認める例は過去にない。
同校が日本高野連に報告した内容によると、4月中旬~6月下旬、2年生5人が野球部の
下宿内やグラウンドで1年生10人に対し、バットで尻をたたいたり、正座をさせた。
1年生同士のケンカもあった。暴力を受けた部員の保護者が学校に訴え、問題が発覚した。
同校は(1)ベンチ入り18人のうち、1、2年生4人をメンバーから外し、14人の3年生で
夏の大会に出場する(2)新チームによる秋季大会は出場を辞退する-
-と日本高野連に申し出て、了承された。日本高野連の西岡宏堂・審議委員長は
「3年生が無関係な場合、最後の夏の出場機会を奪うべきではないと判断した。
これは大きな方向転換」と説明した。
安井校長は記者会見で「許されざる恥ずべき暴力行為」と述べ、藤井和乗部長らと頭を下げた。
安井校長は「1年生には連帯意識の欠如、2年生には行き過ぎた指導があり、出場見送りを決めた。
せめて3年生は最後の大会に出場させてやりたいと考えた」と話した。
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