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第５７回全日本大学野球選手権は１３日、神宮球場で準々決勝４試合を行った。２７年ぶりの
優勝を目指す明大、０１年の覇者で昨年準優勝の東海大、昨秋の明治神宮大会に続く全国
制覇がかかる東洋大の関東勢３校と、１０年ぶりの頂点を狙う近大が準決勝に進んだ。
明大は二回に佐々木（４年・日大三）の左越えソロで先制。先発の野村（１年・広陵）が８回
無失点の好投で勝利に貢献した。東海大は小松崎（４年・下妻二）が沈む球を巧みに操り、
中部大を３安打完封した。
▽東海大・小松崎 （準々決勝では）負けられない。（昨年は決勝で早大・斎藤佑と投げ合い
負け投手に）準優勝より上を狙いたい。
○…試合終了のあいさつが済むと明大の岩田（４年・東邦）がウイニングボールをぽーんと投げ、
野村（１年・広陵）が笑顔でキャッチした。野村が先発し、エースの岩田が締める。リーグ戦で
優勝を決めたのと同じパターンだった。
「岩田さんらが（控えて）いるので飛ばした」という野村は自己最速タイの１４６キロを記録する
など直球が走り、集中打で勝ち上がってきた上武大を八回まで零封した。「こういう（全国大会の）
舞台を経験させてもらい感謝です」。新人右腕がまた一つ成長した。
○…東北福祉大の真壁（４年）は三回に集中打を浴びて降板。五回コールドの屈辱的な敗戦に
「涙も出ない。この大会にかけていたのに」と唇をかんだ。
宮城・東北高でダルビッシュ（日本ハム）とともに甲子園を沸かせた右腕は、３月に右ひじを
故障。春季リーグは後輩に任せ、この大会に向けて調整してきた。「リーグ戦で投げてこなかった
不安があった。チームのみんなに申し訳ない。気持ちの整理を付けるのに時間がいる」と、受けた
ショックは大きい。
ソース：毎日ｊｐ
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全日本大学野球連盟
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