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スタルヒン球場、長女が始球式・・・来月15日、巨人戦で
旭川市のスタルヒン球場で7月15日に行われるプロ野球公式戦「巨人―中日」で、
球場名にその名が付けられた元読売巨人軍の名投手ビクトル・スタルヒンさんの
長女ナターシャ・スタルヒンさん(56)が始球式を行うことが決まった。父の
イメージが重なる球場を思い、ナターシャさんは「これほどうれしいことはありません」
と、マウンドに立つ日を心待ちにしている。
スタルヒン投手は、ロシア革命のさなかに家族とともにロシアを離れ、9歳の時に
旭川市に定住した。旧制旭川中学時代に注目され、日米野球の日本選抜チームに参加。
その後、巨人軍を中心に大活躍し、史上初の300勝投手となったが、1957年、
自動車事故で亡くなった。
ナターシャさんは東京生まれ。82年9月の命名式で、初めてスタルヒン球場を訪れた。
「スタルヒン球場と命名する」と宣言された時、「球場全体を揺さぶる歓声とともに
稲妻のような衝撃が体の中を突き抜けた」といい、「スタルヒン球場に入る時はいつも、
父が『ナタ、よく来たね』と迎えてくれる気がする」と語る。
プロ野球の試合でナターシャさんが始球式を行う構想は以前からあり、今回、16年ぶりに
旭川で巨人戦が開催されるのを機に、旭川市の「旭川・巨人スタルヒン会」(永井保会長)
が要望し、実現した。永井会長は「本当に意義のあること。スタルヒン投手も喜ぶだろう」
と話している。
当日、ナターシャさんは父と同じ背番号「17」が付いた巨人軍のユニホームを着て登場。
捕手は巨人―中日戦を支援する旭川スタルヒン球場竣工(しゅんこう)25年記念事業委員会
委員長の西川将人・旭川市長が務める。西川市長も「ぜひ球を受けたい」と意欲満々だ。
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スタルヒン会の役員会で、ナターシャさんのユニホームを披露する永井会長(右から2人目)
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