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気になるのが、その感染場所だ。絹川は昨年3月に中国・昆明で高地合宿を行っているが、
松元氏は国内で同様の例がなく、ほかの国へは行っていないことから「昆明の可能性が
高い」と指摘した。昆明といえば、北京五輪でマラソン連覇を目指す野口みずき
(シスメックス)らも合宿を行っている場所。それが事実なら、日本長距離界をも揺るがす問題だ。
絹川は現在、免疫力を高める特殊療法などで回復に向かっている。
だが、ジョギングは30分が限界。五輪代表を決める日本選手権に向け「最後まで
あきらめたくない」と意欲を示すが、渡辺監督は「出場できる体力になってない。
一日も早く正常に走れるようになることが最優先」と、出場を見送る方向だ。
昨夏に早々と一万メートル五輪参加標準記録A(31分45秒)を突破していた絹川。
だが、日本選手権で実現させるはずだった北京五輪切符は絶望的に。
期待の18歳をドン底に突き落とした“見えない恐怖”に対し、陸上界も対応を迫られそうだ。