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今季12試合を消化した国内女子ツアーで、優勝1回、賞金ランキング2位と
好調なゴルフを続けている古閑美保が、次週の「サントリーレディスオープン」を
欠場し、韓国女子ゴルフツアーの「BCカードクラシック」に参戦することが分かった。
先方から熱烈なプッシュがあり、招待選手として参戦することになったという古閑。
最初に話を貰ったのは、今年の3月~4月頃。「2回位断った」というが、最終的には
5月頭に出場することを決めたという。
不可解なのは、その参戦理由だ。同大会の賞金総額は4億ウォン(約4千万円)で、
同週に行われる「サントリーレディス(8千万円)」の約半分しかない。もちろん、
日本ツアーの賞金ランキングにも加算されない。さらに、日本ツアーの規定では、
シード選手が国内ツアーと日程の重なる海外トーナメント(メジャー大会を除く)に
出場するのは、年に1試合しか許可されていない。つまり、全英女子オープンの前に
行われるエビアンマスターズなどに出場することは、基本的に出来ないという訳だ。
古閑本人は、「行ってみたいな~って。たいした理由はないですけど、せっかく招待
してくれるので」と実にあっけらかんとしている。「私、韓国ではすごい人気がある
らしいので、実際どの位の人気があるのか確かめてみたいし」と笑うが、あまり説得
力があるようには聞こえない。
さらに突っ込んで聞いてみても、「色々あるのよ!」と言葉を濁されてしまった。
なかなか正当な理由を見つけられない古閑の韓国ツアー参戦。乙女心を読み解くのは、
難しい。
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