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プロボクシングの亀田興毅(21)が16日(日本時間17日)、滞在先のメキシコで、米国とメキシコから
試合出場のオファーを受けたことを明かした。また、日本ボクシングコミッション(JBC)非公認の
IBF(国際ボクシング連盟)とWBO(世界ボクシング機構)のタイトル挑戦を視野に入れていることも明言した。
国内での活動の場を求めて東日本ボクシング協会に「協会預かり選手」を申請していただけに、
批判を受けることは必至だ。
メキシコでトレーニング中の興毅は三男・和毅(16)が出場する17日のエキシビションマッチの前日計量に、
次男・大毅(19)とともに登場。メキシコへ渡ってから初めて、今後のプランを口にした。
現在、米国とメキシコから試合出場のオファーを受けているとした上で、それぞれのプロモーターに対して
「よろしく頼む」と伝えたことを明かした。さらに、日本非公認団体のIBFやWBOのフライ級タイトル挑戦に
ついても「チャンスがあれば、そういうタイトルにも挑戦したい」と視野に入れていることを明言した。
最後は「将来的にはラスベガスでメーンを張りたい」と壮大な夢までも打ち明けた。
興毅は9日に大毅とともに協栄ジムとの契約を解除、東日本協会に「協会預かり選手」を申請。
12日の東日本協会の理事会では結論は先送りとなったが、反対意見が半数を占める現状では国内で
活動を続けていくのは厳しい。そこで、日本非公認の団体にも活動の幅を広げていきたい考えがあるとみられる。
だが、国内での活動の場を求めて申請をしている身だけに、ボクシング界からの反発は避けられない状況だ。
東日本協会の大橋会長は6月9日の理事会までに亀田兄弟から直接、事情聴取をしたい意向。だが、興毅は
19日からメキシコで本格的なスパーリングを開始する予定で、帰国のメドは立っていない。日本での処遇が
決まらないまま海外で戦うのか、興毅の今後が注目される。
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