08/05/16 00:22:17 O
武豊の恥ずかしい話
今年の3歳クラシック戦線に異常が発生している。
それは武豊の迷走に他ならない。
全ての始まりは3歳クラシック第一弾の桜花賞。
混戦を制したレジネッタは、思い返せば2歳女王を決める阪神JFでは武豊が騎乗していた(6着)。
「これはたまたま武豊のアテが外れただけだな」と軽く考えていた。
だが翌週の皐月賞も、デビューから3戦武豊が騎乗していたキャプテントゥーレが、鮮やかな逃げ切りを決めた。
負の連鎖はダービー戦線へと続いていく。
皐月賞で騎乗したブラックシェルにNHKマイルC→ダービーと騎乗すれば平穏だったが、
そこは迷走中の武豊。なんとNHKマイルCの騎乗を断ってしまったのだ。
結果はご存知の通りブラックシェルが2着で賞金加算に成功。ダービーも後藤騎手騎乗で出走するだろう。
しかも勝ったディープスカイにもデビュー2、3戦目に騎乗しており、
3着ダノンゴーゴーも前2走は武豊が騎乗していた馬。
NHKマイルC出走馬中、騎乗経験がある馬が自身が騎乗したファリダット以外に4頭いて、
そのうちサトノプログレスは1度代打騎乗しただけ。
すなわち、自分が乗れる可能性がありながら「捨てた」馬3頭が上位を独占してしまうという
『恥ずかしい』状況になってしまったのだ。
あげくの果てにはダービートライアルの青葉賞。
マゼランで出走したが12着に敗退(しかも骨折判明)し、勝ったアドマイヤコマンドはともかく、
2着クリスタルウイング、3着モンテクリスエスは、いずれも前走、武豊で500万下を勝ち上がっているのだ。
そして京都新聞杯を岩田騎手騎乗で勝ったメイショウクオリアも、前走、武豊で500万下を勝ち上がっていた。
ここまで多くの有力馬に騎乗経験のある武豊は「さすが」、なんて言っている場合ではない。
今年も全国リーディング1位を快走する武豊だが、3歳クラシックに関しては大苦戦中。
オークスではデビュー戦から1度も手綱を放していないポルトフィーノに騎乗予定も、
このままの流れでは難しそうな情勢だ。
その上ここまで15年連続で出走し、日本競馬史上最多の4勝を挙げている日本ダービーすら、
このままでは騎乗馬がいないことになってしまう。
>>2以降に続く