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“クイズ芸人”宇治原史規の正体
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お笑いブームとクイズブームが同時にやって来ている今、数あるクイズ番組にも
お笑い芸人たちが多く出演している。
売れっ子の芸人が、老若男女に人気のクイズ番組に出る、テレビ局としては視聴率
が期待できる構図だろう。
そんな中、お笑いとしての顔はほとんど見せずにクイズ番組に出まくっている芸人
がいる。「ロザン」宇治原史則（吉本興業）だ。
一昔前まではクイズ番組の芸人はいわば“アホ枠”だったわけだが、現在は決して
そうではない。
最近はおバカタレントがたくさんいるので、その枠はすでに埋っているからだ。
芸人からしてみれば餅は餅屋、アホ枠は彼らにまかせておいた方が無難。
むしろ意外なほどの知性を見せ、正解を出す方がうまみがあるのだ。
そういった意味で宇治原は群を抜いている。
どんな大物が共演していようとも、決して花を持たせることはない。
その空気を読まない怒涛の正解ラッシュは一つの芸とすら思える。
特に「熱血！平成教育学院」（フジテレビ系）ではそのＫＹさをいじられることが多く、
芸人としてはイマイチといった評判すらオイシイ状態だ。
宇治原は京都大学法学部を卒業しているが、「ロザン」の相方・菅広文は中退なが
ら大阪府立大学経済学部に籍を置いていた。
それゆえ“高学歴コンビ”と称されることが多く、勉強に関する漫才ネタもある。
ネタでは宇治原がツッコミ、菅がボケ。漫才やコントはどうしてもボケの方が目立っ
てしまうが、ロザンもその例に漏れず、菅のボケに注目が集まることが多い。
だがとあるコントでは1分半にわたる宇治原の独壇場があり、これはなかなか見応
えがあった。平成教育でのスベリっぷりは、あれも一つの芸だと捉えよう。
（続きは>>2以降）
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１が立った時間 2008/05/12(月) 10:29:43