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Ｇ上昇気流！ グラ好調の秘密は“とろ～りアツアツ”
こだわりピザ、試合前に必ず食べて強さ発揮
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ようやく、上昇気流に乗ってきた原巨人。５勝を挙げて最多勝争いトップタイに立った
セス・グライシンガー（３２）と、例年以上の安定感で１０セーブのマーク・クルーン（３５）
の両移籍外国人投手が原動力だ。
東京ドームの関係者入り口に、宅配ピザ「ピザーラ」の配達員が。受け取りに現れた
球団関係者は「これはセス（グライシンガー）ですよ。好みのうるさいクルーンは、
宅配ピザは『ピザハット』しか食べませんから」と苦笑していた。
グライシンガーとクルーン。原巨人を支える２人は、野球のみならず、プライベートでも
何かとこだわりの強い男たちだ。
“ピザーラ派”のグライシンガーは来日前、２００５年途中から１年半韓国・起亜タイガース
で活躍したが、韓国の代名詞ともいえるキムチが大嫌い。「日本にはそれほど嫌いな
ものがない」と、和食は広く口にしているそうだが、グラブは韓国時代に使い始めた
韓国製を今も使い続け、トレーニング用のエアロバイクはあえて球場に設置されている
ものを使わず、自分専用のものを持参するなどのこだわりがある。
一方、クルーンは、食へのこだわりが尋常ではない。試合前に口にするものは、
「マクドナルド」、サンドイッチの「サブウェイ」、そして「ピザハット」くらい。ちなみにこの
３つはいずれも米国発祥のチェーンで、日本生まれの「ピザーラ」の味は、クルーン
にはお気に召さないのだろうか。今季も敵地甲子園での阪神戦開始直前、無防備にも
球場外のマクドナルドへ出かけ、虎ファンともめ事でも起こさないかと球団関係者を
ヤキモキさせたほどだ。
そんなクルーンに、今季から強力な援軍が出現。今年３月から東京ドーム内に出店
している「カリフォルニア・ピザ・キッチン」。クルーンはここのピザをいたく気に入った。
いや気に入ったどころか、東京ドームでの試合前は必ず食べている。
>>2以降へ続く