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窮地に立つ福岡リトバルスキー監督(48)が、また一歩追い込まれた。
去就の判断材料となる3試合の初戦は、広島に0-3の完封負けで3連敗。
悪い流れを変えることを続投条件としている田部和良GM(46)は「この試合では、
流れを変えることができなかった」と厳しい認識を示した。
指揮官の去就がかかる正念場にも、福岡はミスから失点を繰り返した。
DF山形辰徳(24)が相手エースFW佐藤寿人(26)をマンマークし、
今季初めて3バックで臨んだ。佐藤を封じても、中盤の厚い攻撃は防げない。
前半29分にマークミスで先制を許し、後半にもCKでゴール正面の選手を
フリーにして失点。3点目は、福岡の方が人数が多かったがサイドを崩され、
リトバルスキー監督は「苦しい状況で良いチームと戦い、こういう結果に
なってしまった」と沈痛な表情で話した。
続投判断まで3試合の猶予を設けた都筑興社長(66)は試合後すぐ、所用のため
引き揚げたとクラブは発表。代わりに取材に応じた酒井龍彦専務(56)が
「第1クールが終わるまで(3試合)の結果と内容で、立て直しがどこまでできるか
見きわめたい」と静観の構えを見せた。ベンチの後ろで戦況を見守った田部GMは
「うちにも2点くらい取れるチャンスがあり、決まれば雰囲気は変わったはず。
でも、変えることができなかったというのが現実だ」と、残念そうに話した。
首位広島が相手とはいえ、5試合勝ちに見放されたリトバルスキー監督の立場は、
いっそう不利なものになった。
次節(18日)はアウェー横浜FC戦。かつて指揮を執った古巣との初対決が、
指揮官の命運を握る。
ソースはURLリンク(www.nikkansports.com)
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