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総合格闘技の旧「PRIDE」で活躍していた外国人選手10人近くが日本で得た
「ファイトマネー」などにかかる消費税の申告をしていなかったとして、東京国税局の
税務調査を受けていたことが分かった。少なくともチャンピオン経験者ら5人が、
04-06年で計約2千万円の申告漏れを指摘された模様だ。
外国人スポーツ選手の場合、日本で得た収入にかかる所得税については原則、日本側での
支払い時に源泉徴収される。しかし消費税については、前々年に来日して得た賞金などの
興行収入(売上高)が年間1千万円以上あれば、「課税事業者」として税務署に届け出た
上で、申告・納税しなければいけない。
(中略)
関係者によると、申告漏れを指摘されたのは、ミルコ・クロコップ
(本名同・フィリポビッチ、クロアチア出身)▽バンダレイ・シウバ(ブラジル出身
)▽アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(同)▽マーク・ハント(ニュージーランド出身)
の各選手ら。
いずれも指摘を受けて修正などに応じているという。
(中略)
05年から消費税免除の基準となる売上額が3千万円から1千万円に引き下げられたため、
申告対象となる選手も増えた。DSEの清算人は「選手個々の納税意識の問題。ただ調査後、
税務について選手やマネジャーに講義をするなどした。その後全く問題は起きていない」
としている。
ブラジル人選手の代理人を名乗る同国関係者は取材に対し、「間接税を自分で申告しなければ
いけないことなど、当時は全く知らされていなかった。必要な義務はこれからも果たして
いきたい」などと話している。
PRIDEは一時ブームを巻き起こした総合格闘技の一つだが、地上波放送を打ち切られる
などして昨年から活動休止になった。運営会社もDSEから別の法人に移ったが、
昨年10月にこの法人も閉鎖された。5人のうち、ミルコ選手は無差別級、シウバ選手は
ミドル級、ノゲイラ選手はヘビー級の元チャンピオン。
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