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スーパーヒーロー
広池浩司(2008年5月 6日)
今日は、北神戸でサーパス戦が行われ、11対2で快勝しました。
私は、ブルペンで肩を作りましたが試合での登板はありませんでした。今日は、足を上げて
右足を捕手方向に踏み出すときに、右の腰と右の肩の開きが少し早かったように思います。
明日は、その点を注意していきたいと思います。
ところで、今日の相手チームの5番打者は、怪我からの完全復活を目指して調整中の清原さん
でした。清原さんは、私たちの世代の人間にとってはスーパーヒーローです。特に埼玉出身で
子供の頃、西武ライオンズのファンであった私は、ライオンズの帽子に背番号3(ライオンズ時代
の清原さんの番号)のバッチをつけて、所沢の西武球場に通ったものでした。プロに入ってからは、
巨人時代に何度か対戦をさせて頂きました。やはり感慨深かったですが、まさかの500号の
メモリアルアーチを献上してしまい、市民球場全体の観客が総立ちで清原さんを祝福する中で、
非常に孤独で悔しい時間をマウンド上で過ごしたことを思い出します。
あれだけの実績を残されたスターが現役にこだわる姿は、敵味方関係なく凄いと思いますし、
実際に今日、目の当たりにした清原さんには、昔と何ら変わることのないオーラがありました。
それだけに、今日の試合で2打席連続で見逃し三振に倒れた後、
ベンチから球場中に響くような大声で主審を恫喝していたのには、とても大きなショックを受けました。
もちろん、清原さんにしか分からない事情があったと思われますし、微妙な判定もあったのかも
知れません。
しかしあの憧れの清原さんが・・。
私だけではなく、ブルペンにいたみんなが驚き、そしてショックを受けていました。
清原さんには、いつまでも憧れのヒーローであって欲しい。
私たちの勝手な願いなのかも知れませんが・・。
今日、目の当たりにした出来事には驚きましたが、繰り返しますが、清原さんにしか
分からない事情があったのだと思います。
明日、対戦する機会があれば、幸せを感じつつも、全力で立ち向かって、抑えて自信にしたいと
思います。
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