08/05/06 17:18:25 0
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─矢追さんは、現代日本のUFOシーンをつくった第一人者でいらっしゃるわけですが、そもそもなぜ、
テレビでUFO番組をやろうと考えたのですか?
矢追(以下、矢) みんなに「空」を見せたかったんですよ。高度成長期に入って、経済
的にはどんどん豊かになっていったけど、それに比例して、一点ばかりを見つめて歩くゾ
ンビのような日本人が増えてしまった。人間って、ふと立ち止まって空を眺めるぐらいの
余裕がないと、煮詰まっちゃうのにね。日本テレビにいた当時、僕の担当は『11PM』とい
うエンターテインメント番組でしたから、空を見てもらうにも星座の話ではしょうがない
し、何かいい素材はないかなと模索してたんです。そんな時に、たまたま本屋さんでUFO
の本を見つけてね。読んでみると、宇宙人が空飛ぶ円盤に乗って、遠い宇宙から地球に
やって来ている、と書いてあるじゃないですか。こりゃいいや! と思ったんですよ。それがすべての始まりでした。
─サイゾー読者は『木曜スペシャル』のUFO番組で育っている世代なんですが、あの番組は
どうやってつくっていたんですか?
矢 『木曜スペシャル』のUFO特番は、僕個人の「作品」なんです。あの当時、ほかの人も
UFO番組をつくっていましたけど、僕のつくり方は特殊だった。企画、構成、撮影からナ
レーション原稿の作成まで、すべてひとりで仕切ってました。編集なんか、3カ月こも
りっきりでやりましたよ。いわば手づくりだったから、あの独特のドライブ感が出たわけ
で、今のテレビ業界のような完全分業制では、再現できないでしょうね。あの当時だから、
ああいうつくり方が許された。今のつくり方─まあ、当時もほとんどのディレクターが
そうだったんだけど─は、まず結末ありきで、それに向かって都合のいいように構成す
るでしょう? でも、僕はそんなことはしなかった。僕は、自分の体験したことしか入れ
込まない。だから、なんにもわからないままで撮影を開始するんですよ。情報を集め、証
言者を訪問し、出演をお願いするところまで、全部そのまま撮った。演出やヤラセは一切なしです。
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