08/04/23 09:06:17 0
◆楽天4―3ソフトバンク(22日・Kスタ宮城) 山崎武は怒り続けた。
「わざと当ててきやがった。あんだけベースから離れているのに。日本の
野球をなめている。それが許せない」3回、2死からソフトバンク先発・
パウエルに受けた腰付近をかする死球。両軍ベンチが総出となる後味
の悪い投球に、試合後も最後まで激しい口調だった。
因縁の相手だ。山崎武はパウエルから2005年、06年と2度右手に
死球を受けた。05年は薬指に裂傷を負い、06年は中指、薬指を骨
折。ともに翌日に登録抹消された。「3度目に来たら行く」との思いで臨
んだ試合。それでも三たびぶつけられた。
怒りはプレーにぶつけた。初回に中前安打を放つと鉄平の適時打で先制の
ホーム。死球だった3回も山下の右前適時打でホームを踏んだ。7回には
四球を選び、そこでパウエルは降板した。1安打2四死球3得点と攻略の
きっかけとなった。「得点に絡めたのは大きい。貢献できた」。打率も3割9分
2厘と上昇した。
チームはこれまで1勝9敗と分の悪かった1点差ゲームをものにした。
しかし山崎武は収まらない。「あいつと野球をするのは恥ずかしい。
売られたけんかは買いますよ」さらなる遺恨になる可能性も出てきた。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)