08/04/21 22:25:42 0
最近「ワイド」を名乗る金融業者からのハガキが送りつけられている。
ハガキは緑と黄を基調にした色で構成され、タレントの夏川純が起用されるなど、
「レイク」の広告を思わせるものになっている。
しかも、レイクが現在行っているキャンペーンの「レイク」の文字のみ「ワイド」に変更して
そのまま使用しているのだ。これを見た人はレイクの系列会社かと思ってしまうだろう。
これは融資保証金詐欺のハガキである。融資保証金詐欺とは振り込め詐欺の一つで、
「融資を受けるためには事前に保証金が必要だ」と言ってATMに誘い出し現金を振り込ませる手口だ。
今年の1~2月だけで、すでに5億1300万円ほどの被害が出ている。
このハガキの巧妙なところは、実在する金融会社を騙っている点である。
そこには「Webでもチェック!」と書かれ、実際に検索サイトで「ワイド」と入れてみると、
上位に実在する「ワイド」が出てくるようになっていて、
これがこのハガキを信用してしまう一因にもなっている。
さらに、ハガキの一番下には日本貸金業協会相談センターの電話番号が書かれている。
このセンターは実在するもので、しかもその上にある「ワイド」の関東財務局の
登録番号は正しいときているから始末におえない。
おそらくこのセンターに問い合わせをすれば、「実在する金融会社である」という答えが返ってくるからだ。
しかしながら、よく見ると日本貸金協会会員番号は虚偽になっており、
さらに先の実在する「ワイド」は昨年12月16日より、すべての貸付業務を停止しているなど、
嘘を見抜ける部分も幾つか存在している。
しかも、「GEコンシューマー・ファイナンス」さえ名乗る破天荒ぶりだ。
こうしたハガキでお金を借りようとする場合、2~3ヶ所の違った場所に電話をするなどして、
相手の身元を確認する必要がある。
現在、「ワイド」のホームページでも「ワイドを騙ったハガキにご注意下さい!」という
コメントを出して注意を喚起しているが、また新たな融資保証金詐欺のハガキが出回っているとみられ、
さらなる被害の増加が心配されている。
amebaニュース
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