08/04/20 08:15:26 0
アウェーで昨季リーグ覇者からもぎ取った勝ち点1も素直に喜べない。
ここまで抜群の安定感を誇ってきた守護神・藤ケ谷が左肩脱臼で途中交代し、代わって
入った34歳のベテランGK松代も左肩付近と左脇腹を負傷。相次ぐGKの負傷に、
西野監督も「(容体について)今は何もわからない」と表情をゆがめた。
悲劇の序章は前半32分。クロスボールをキャッチしにいった藤ケ谷は、相手選手と
交錯しながらそのまま左肩からピッチへ落ちた。
「いけると思ったけど、ボールを蹴った瞬間肩が外れた」。一度は立ち上がったものの、
左肩に激痛が走り、再びピッチにうずくまったまま担架でピッチの外へ。
試合後も「今後はまだわからないが、今もまだ痛い」と、苦悶(くもん)の表情を
浮かべていた。
準備する間もなくピッチへ入ったベテランGK松代は、意識がもうろうとしながらも
ゴールマウスに立ち続けた。後半28分に相手選手と激しくぶつかりピッチへ
倒れ込んだ。「意識があまりなくて…。けど考えたら交代は誰もいないし、
やらないといけないと思った」。最後は、ゴールキックを山口に任せるほどで、
余力はなかった。
前夜、守備陣だけで長時間のミーティングをしたかいもあって、強力2トップを
擁する鹿島を完封。「DFに関しては特によくなっている」と山口主将は手応えを
口にする。ただ、勝ち点1の代償はあまりにも大きすぎた。
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2選手ともに20日に帰阪して検査を受ける予定だが、離脱となれば痛すぎる事態だ。
控え要員のプロ6年目GK木村、ルーキーGK木下はJ出場経験なし。
軽傷か、重傷か―。G大阪の最後尾が、人材不足の危機に陥ってしまった。
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後半、興梠(左)のヘディングをナイスセーブするG大阪・松代、藤ケ谷の負傷退場のあと、
ゴールを死守した
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