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■久保武司編集委員「KUBOログ」
サッカー岡田ジャパンが、どこかおかしい。W杯3次予選のバーレーン戦はあっさり敗退。それも
内容も全く内容に乏しい、悲しい90分だった。この内容に一番いらだちをみせたのはオシム前監督
という。バーレーン戦の翌日に行われた反町ジャパンの試合を視察した際に「選手の名前はいえない
けど、かなりブチキレていたよ」(協会関係者)と証言が。
しかし、実はこのオシム前監督の処遇が協会にとっては頭痛のタネになっているのはあまり知られて
いない。契約に関しては、担当通訳を含めて来年の2月まで延長はしたものの、役職がない。退院こそ
したが、試合視察の運転や身の回りの世話も協会職員が専従している。できれば「帰国してほしい」と
思っている幹部も少なくない。
そんなオシム氏が岡田ジャパンにモノ申すということは少々お門違いではないだろうか。岡田監督が、
このオシム批判を耳したかどうかは微妙だが、このオシム発言の翌日に「もう、今後はおれの思った通り
にやらせてもらう」とオシム流と決別を宣言。「負けてすっきりした」とまで話した。
ここまで言い切ってしまう岡田監督も10年前と比べると「らしくない」という声どころか「だったら、
最初からそうしてほしかった」という声もあがっていたが、オシム発言で今週は岡田ジャパンが
揺れたことは確かだ。
でも、ここまで岡田監督がオシム前監督に「気配り」していたのは、選んだメンバーや、すべて続投させた
オシム内閣のコーチ陣を見れば一目瞭然だろう。岡田監督にしてみれば、オシム前監督の存在が
目の上のこぶ以上だったのは間違いない。就任直後に岡田監督は「勝ったらオシムのおかげ。負けたら
岡田のせいといわれることは覚悟の上。それでも引き受けた」と話していたからだ。
近いうちにオシム前監督の記者会見が予定されている。筋論でいえばA代表を含む日本代表関連の
役職から身を引いていただきたい。もちろん、日本に必要な人材だとは思う。10代の選手たちの指導者
などは実に適役だ。万が一、日本代表で役職がつけば必ず岡田監督と確執が起こる。現在指揮をとって
いる者からすれば前任者からの批判は非常に不愉快だ。
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